現場から未来へ。次世代の“改善力”を育む取り組みがスタートしました。
DEMO製造業では、2025年1月より若手技術者を中心とした全社横断型プロジェクト「Kaizen 2025」を正式に始動しました。
本プロジェクトは、現場発の小さな改善を積み重ね、「より安全に・より速く・より美しく」ものづくりを進化させることを目的としています。

第一弾テーマ:「段取り時間短縮」「測定記録のデジタル化」「環境負荷削減」
各製造拠点と設計部門から選抜された20〜30代の技術者15名がチームを編成。
3つの重点テーマに沿って、現場実験とデータ分析を並行して行います。
- 段取り時間短縮:治具の共通化・工具配置の見直しによる平均30%短縮を目指す
- 測定記録のデジタル化:検査データのリアルタイム共有化を実現し、トレーサビリティを強化
- 環境負荷削減:切削油・洗浄液の再利用プロセスを見直し、廃棄量を年間15%削減予定
経営層も現場提案を直接採択
本プロジェクトの特徴は、若手が経営層に直接プレゼンできる「オープン提案会」制度。
年2回開催される提案会では、採択されたアイデアに対して社内予算と時間が正式に付与され、現場実装までサポートされます。
製造部・品質保証部・開発部が横断的に関わることで、部署の垣根を越えた「共創型の改善文化」を育むことを目指しています。
プロジェクトリーダーの声
「“改善”という言葉を、上からの指示ではなく、
自分たちの手で作り出す文化に変えたいと思っています。
小さな一歩でも、自分たちが会社を変えていけることを実感したいです。」
— Kaizen 2025 プロジェクトリーダー・技術開発部 K.T.
今後の展開
今後は、半年ごとに成果をまとめた「Kaizenレポート」を社内外に公開予定。
また、社外展示会での発表や他社との交流ワークショップも計画されています。
DEMO製造業は、次世代のエンジニアが自ら考え、動き、改善を続ける企業文化の醸成を通じて、日本の製造業の未来に“新しい現場の知恵”を発信していきます。


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