若手技術者チームによる改善成果を公開しました。

2025年1月に発足した若手主導の改善プロジェクト 「Kaizen 2025」
その第一弾テーマ「段取り時間短縮」「測定記録のデジタル化」「環境負荷削減」に関する成果をまとめた
「Kaizenレポート Vol.1」 を公開しました。

段取り時間短縮 — 治具共通化と配置改善で平均28%削減

現場の工程担当者と製造技術チームが協働し、加工治具の共通化と工具配置の見直しを実施。
段取り替え作業における平均時間を従来比28%削減しました。

「“人の感覚に頼る段取り”から“再現できる段取り”へ。」
改善メンバーの提案が、現場全体の効率化につながりました。

予測定記録のデジタル化 — 検査データを即時共有へ

検査結果を紙からデジタル入力に切り替え、クラウド共有システムを導入。
測定結果を即時に工程・品質保証部門へ共有できるようになり、トレーサビリティが大幅に向上しました。

「数値の“つながり”が見えるようになったことで、品質トラブルを未然に防ぐ仕組みができました。」

環境負荷削減 — 切削油の再利用と廃棄量15%削減

環境対応チームが中心となり、切削油と洗浄液の再生プロセスを見直し。
使用済み液の濾過と再利用を組み合わせることで、年間で15%の廃棄削減を実現しました。

次回テーマは「人と設備のインターフェース最適化」

次回のKaizenレポート Vol.2では、作業者と設備のインタラクションをテーマにした取り組みを予定しています。
DEMO製造業は、現場発のアイデアを社会に還元する“動く改善文化”を育て続けます。


PAGE TOP